Cross Talk社員座談会

Talk Member

  • 髙𣘺社長

    1989年富士通に入社。鉄鋼業界や自動車業界の営業を経験し、2012年には営業・SE責任者に。2022年6月から現職。「やさしさ」「楽しさ」「順応性」を信条に、目指したい姿「相互理解」「相互信頼」「相互繁栄」の実現に向け挑戦している。

  • M.E.

    生産管理部門(平塚拠点)/入社4年目/社会学部 政策学科
    古河電工の電力事業部電力機器を担当し、生産管理システムの運用保守・デジタル化などを行う。

  • Y.F.

    生産管理部門/入社15年目/教育学部 教養学科
    お客様とともにIT企画とその遂行を行い、開発プロジェクトには主にPMとして参画している。

  • N.S.

    インフラ部門/入社4年目/文学部 英文学科
    古河電工グループの新事業創出やデジタル推進の支援、FITEC社内の働きやすい環境整備・コミュニケーション活性化のための施策を企画・運営している。

  • K.O.

    インフラ部門/入社11年目/理工学研究科 開放環境科学専攻
    古河電工グループのネットワーク・インフラの提案・構築・保守・運用を行う。

※ プロフィールは取材当時のものです。

01

FITECの強み社長・社員が感じる“FITECの強み”

深い業務知識でお客様の期待に応える

髙𣘺社長
私は富士通に在籍していた頃から、FITECの強みはお客様と同等と言えるほどの深い業務知識を蓄積しているところにあると感じており、お客様はそうした業務知識への期待が大きいと思っています。
Y.F.
システムの提案から開発までの流れは同じですが、その一つひとつの現場での取り組みの質は、他社とまったく異なると思います。具体的には、現場を知っているFITECならではの視点で、お客様にとってより効果の大きい施策を企画・ご提案し、その施策をベースとしてさらにステップアップしたお客様貢献につなげていく。こういった改善のサイクルを実現できるところが一般的なITベンダーとは異なります。これは社長がおっしゃる通りで、深い業務知識や現場の理解によるものだと思います。
髙𣘺社長
皆さんのプレゼンテーションなどを聞くと、現場・現物への意識が根付いていると感じます。
M.E.
私が勤務している平塚の支社は、すぐ横にお客様の工場があるので、よく現場に足を運んでいます。その際に、よくお客様と話をするのですが、設備に関する初歩的な質問でも丁寧に答えていただけるので、着実に業務知識が深めていけると感じています。
Y.F.
普通のベンダーであれば、わざわざ説明してくれないようなことでも「FITECは同じ仲間だから」と何でも教えてもらえますよね。そうしたお客様との関係性もFITECの強みの一つだと思います。
髙𣘺社長
FITECには深い業務知識を持ったメンバーが集まっていて、少数精鋭だからこそ小回りが利きやすく、それが一人ひとりの成長の早さにもつながっていますよね。
N.S.
それはすごく感じています。少数精鋭の強みとして、各メンバーの特性やスキルなどを最大限に活かせるのはもちろん、積極的にチャレンジしていけるところもあると思います。
K.O.
そうですね、意欲があれば希望を尊重してもらえて、実行に移すことができるところはやりがいにつながっていると感じています。
Y.F.
M.E.さんは入社2年目で、お客様の生産管理システムのデジタル化の推進を担当されていて、その業務範囲の広さに驚かされます。FITECには、若くても誰もがチャレンジしていける環境がありますよね。
M.E.
今、担当しているデジタル化についてはお客様も積極的で、何気ない会話から新しい課題が見つかって、新しい技術や実現方法を検討する時は面白さを感じます。その一方で、紹介したITツールの普及や活用、その先の発展までを含めて提案する難しさに悩むこともあります。
髙𣘺社長
悩むのは、成長したいという気持ちの表れですよね。ぜひ周りのメンバーの力も借りながら、その悩みを解決して成長につなげていってください。

良好な社内環境が一人ひとりの成長を促進

M.E.
FITECは優しい人が多いので、いつも助けられています。先輩方はプライベートな話でも親身になって話を聞いてくださり、仕事の相談もしやすいと感じています。また、他人の意見を否定する人がほとんどいないところも、話しやすさや成長のしやすさにつながっていると思います。
N.S.
優しい人が多いことにプラスして、すごく真面目で積極的な人が多いですよね。同期と話していても任せられた仕事を言われた通りにするというよりは、「今、こういうことをしているんだけど、こうしたいんだよね」というように、自分の意見を持っているメンバーが多くて、仕事に対して真面目な人が多い印象があります。
髙𣘺社長
社長に就任して以来、支社も含めてさまざまな場所で多くのメンバーと話をしてきましたが、その際に「FITECの良いところは?」と聞くと、M.E.さんやN.S.さんが言われたような「優しい先輩が多い」であったり、「質問しやすい」といったキーワードが必ず出てくるので、社内全体でFITECの良いところが理解されているとあらためて思いました。私自身も普段から皆さんとコミュニケーションをとるように心がけていますが、その点についてはどうですか?
K.O.
いつも積極的にあいさつや声かけをしていただいていますが、まだ私の方から意見をするまでには至っていません(笑)。
Y.F.
(笑)。本来なら僕らから話に行くべきだと思いますが、社長から声をかけてくださるのでとても話しやすいと思っています。

02

今後のビジョン5年後、10年後のFITECとは?

誰もが楽しく働き、お客様から頼られる会社へ

髙𣘺社長
私がFITECの5年後、10年後の企業像として見据えているのは、「誰もが楽しいと思える会社」です。その実現のために、中長期計画で掲げている「一人ひとりがICTプロデューサーになる」、すなわち、お客様の課題に対して世界中のデータ、リソース、技術、ノウハウを徹底的に活用し、お客様の考え以上の提案、サービス、ソリューションをプロデュースする能力をすべてのメンバーに身につけてもらうことで、「お客様から頼られる会社」になることを目指します。この目標を達成するために、FITECのメンバーには、1年後、3年後、5年後の自分をイメージしながら業務知識とITスキルをさらに高めていってほしいと思っています。
Y.F.
「誰もが楽しいと思える会社」「お客様から頼られる会社」というのは、すごく良い目標ですよね。FITECの強みを前面に打ち出していけば、自ずと「FITECにしかできないからFITECに頼ろう」ということになると思いますが、そのためにはそれぞれのメンバーがどのような知識やスキルを身につければ良いか、その知識やスキルをどう活かしていけば良いかを考えていくことが重要になると思います。
N.S.
今、自分に足りないと思っているのが、お客様との会話の中から課題を聞き出すというスキルで、5年後、10年後には聞き出すだけでなく、全体を俯瞰した上で積極的に提案できるようになりたいと思っています。
髙𣘺社長
業務知識やITスキルの教育も重要ですが、お客様とどう会話をしていくかとも非常に重要なので、さらなる成長に期待しています。今、FITECで実施している教育研修についてはどのような印象を持っていますか?
K.O.
以前は受講する数が重視されていたところが気になっていましたが、今は受講したいメンバーが受講したい講義を受けられるようになっているので、一人ひとりが無理なく成長していけると思います。
M.E.
私の部署では、若手が必ず受ける基本的な研修を受けた後は、上司が勧める講義の中から自分が興味を持ったものを受講しています。自分で選んで受けるというかたちになっているので、興味の幅が広がりやすいと感じています。

03

そのためにやるべきこと・やりたいこと理想とする企業像の実現に向けて

進化のカギは“コミュニケーション”と“発信力”

髙𣘺社長
今後、FITECが「誰もが楽しいと思える会社」へと進化していくために重要になるのが、“コミュニケーション”と“発信力”だと考えています。当たり前のことではありますが、どれだけ考えていてもコミュニケーションをとり、発信していかなければ伝わらないし、周囲に理解してもらえません。その中で、アイデアソン・ハッカソンなどを通じて、FITECには積極的にアイデアを発信するメンバーが多いと実感しています。
M.E.
私の部署でもアイデアが出しやすい環境があって、コミュニケーションの中から新しいアイデアや視点が出てくるところは良いところだと思います。
K.O.
私は、担当している業務の性質上、これまで自分から新しいアイデアを出す機会があまりなかったのですが、最近は機会があれば提案をするようにしています。その際、部門長の方々が提案をしっかりと検討して、承認してくれることが多いので、すごく提案がしやすいと感じています。
N.S.
私は先ほど社長のお話に出たアイデアソン・ハッカソンに参加して、アイデア賞をいただきました。また、自分の部署ではちょっとしたアイデアでも「良いね!」と褒めてもらえたり、膨らませてもらえるので、意見を言いやすい雰囲気があると思っています。
Y.F.
若手も自由に意見できるところはFITECの強みだと思いますが、K.O.さんや私の世代よりも今の若手の方がパワーがすごいんですよ(笑)。N.S.さんやM.E.さんたちがまさにそうで、アイデアソン・ハッカソンでもその良さが発揮されていましたよね。
髙𣘺社長
そうですね、私は皆さんが発表している時の生き生きとした笑顔が大好きなんです。
Y.F.
アイデアを出しやすい環境については、発表している人の雰囲気はもちろん、聞き手のリアクションも大事ですよね。そういう反応やフィードバックは、しっかりと継続していきたいと思っています。
髙𣘺社長
アイデアを出し合うことはお互いを高め合うことにつながります。ぜひコミュニケーションと発信力の強化を通じて業務知識やITスキルのさらなる向上を実現し、ICTプロデューサーとしての力を高めていってください。

全社一丸となって、さらなる飛躍を目指す

髙𣘺社長
FITECがさらに成長していくために、皆さんの中で課題に感じていることはありますか?
K.O.
事業部間での交流や情報共有が少ないように感じています。私は入社以来、インフラ事業部に所属していますが、インフラ事業部のメンバーはお客様の業務に関する知識が足りていないので、そこをどう共有してもらうかが課題だと思います。
M.E.
私も新規サービスの開拓や導入実績を部署間で共有してもらえると相乗効果が生まれるように感じています。
Y.F.
インフラ事業部とビジネスソリューション事業部は、業務の内容がまったく違うので、情報共有やジョブローテーションが難しいんですよね。情報共有という点では、プロジェクトに入るのが良いかもしれませんね。
K.O.
N.S.さんのイノベーション推進室が各事業部の橋渡し役になるのはどうですか?
N.S.
本来なら架け橋になるべき部署なのかもしれませんが、まだ各事業部についての理解が足りない部分があるので、現状では難しいかもしれません。でも今後は、そういった役割も担えるように取り組んでいきたいと思っています。
髙𣘺社長
最終的にお客様に価値を提供するということでは事業部の区分けはないので、意識を統一して同じ目線で取り組んでいきましょう。
K.O.
もう一つの課題として、今はビジネスソリューション事業部の業務が国内に限定されていることがあると思います。今後、我々インフラ事業部が海外のネットワーク・インフラを整備して、ビジネスソリューション事業部が海外で活躍できる基盤を作っていければと思っています。
髙𣘺社長
今の課題は伸びしろでもあるので、5年後、10年後が楽しみになってきました。皆さん、本日は率直な意見やアイデアを聞かせてくれてありがとうございました。これからも一丸となって、FITECを成長させていきましょう!