トップメッセージ

想像を超えて進化をし続けるから、
IT業界は面白い。
皆さんも、一緒に楽しみませんか?

FITEC株式会社 代表取締役社長髙𣘺 泰之

Q.01

FITECの位置づけ・役割についてどのようにお考えでしょうか。

A.01

古河電工のIT機能会社である当社の最も大きな役割は、IT領域での古河電工の業績、経営への貢献です。この役割をしっかりと果たしていくためには、古河電工の各事業部門とのコミュニケーションを強化して、その事業部門の方針を知ることが大切だと考えています。

私がこのように考える背景には、前職の富士通で自動車メーカーへの営業を担当していた時代の経験があります。富士通は当時から大きな企業でしたが、お客様が富士通のことをよく知っているかというとそうではなく、信頼関係を構築して事業方針などの情報を教えてもらうには、富士通がどのような活動をしているのかを知ってもらうことが大事だと考えました。

そこで、富士通の活動状況を毎月A3用紙1枚両面にまとめてお客様にお渡しする取り組み(ある方からは「タカハシ日記」と呼ばれていました)を10年以上継続するなど、信頼関係を深める工夫を凝らし続けました。

その結果、ビジネスの規模は当初の数倍になりましたが、私がそれ以上にうれしかったのが、お客様に貢献できる範囲が広がったことでした。こうした実体験から、FITECにおいてもコミュニケーションの重要性を強く発信し続けています。

Q.02

FITECの強み・魅力と課題を教えてください。

A.02

当社の強みは、お客様業務スキルを有している点、目標に向かって的確に行動を起こす点、提案に必要なアイデアが豊富な点などにあると感じています。

また、当社で働く魅力としては、富士通と古河電工を親会社に持っているため、古河電工のものづくりへの意識と、富士通の大規模かつ先進的なシステムを構築する高い技術力の両方を習得できる環境があると思います。

その一方で、どれだけ素晴らしい取り組みをしていても、発信力が弱ければ認識・評価してもらう機会が少なくなってしまうので、発信力をさらに強化していく必要があると考えています。

Q.03

今後の成長戦略を教えてください。

A.03

古河電工のIT機能会社として、お客様事業の理解・ノウハウについては継続して強化をしていきます。また、「ICTプロデューサー」に必要なものとして掲げている①マインド、②ヒューマンスキル、③IT技術スキル、④お客様(古河電工)スキルも同様です。

そのなかで、人財育成には強いこだわりがあり、開発力はもちろん、提案力・サービス力をさらに強化していきたいと考えています。具体的には、アプリケーション開発/インフラ領域ともに、FITEC内に「育成フレームワーク」を設けて、IT企画人財、PMスペシャリスト、業務アーキテクトなどに対し、目標数値を立てて育成を推進しています。

同時に、ICTプロデューサーのスキルについては、現場、プロジェクトの経験から身につけていくことも重要だと考えています。

Q.04

髙𣘺社長がIT業界を選んだ理由とその魅力について教えてください。

A.04

私は、学生時代から「世の中に自分が関わった何かを残したい」という想いを持っていて、大企業の富士通であればその想いが実現しやすいのではないかと考えました。そして、私は理系出身ですが、お客様の希望や夢を直接聞きたかったので営業職を希望しました。

IT業界の魅力は、昨今の生成AIなどのような最新技術を活用して、世の中やお客様の事業を変革していけるところや、数年前までは想像もできなかったような技術やプロジェクトに携われるところにあると思います。

Q.05

富士通とFITECの違いはどこにあるとお考えでしょうか。

A.05

難しい質問ですね(笑)。最も分かりやすいのは「組織の規模」でしょうか。規模が大きいと部署や社員の役割が細かく分かれますが、業務の推進・提案等のプロセスは規模の大小で変わりません。

そう考えると、少数精鋭のFITECでは一人ひとりの社員が幅広い業務を担う必要があると感じています。そこで最も大切なのは、社員同士のコミュニケーションや距離感で、FITECの方がより連携に対する意識が求められると考えています。

Q.06

髙𣘺社長が大切にしている価値観を教えてください。

A.06

私が大切にしている価値観は「やさしさ」「楽しさ」「順応性」です。

また、業務では、相手へのリスペクトを常に忘れず、社員と同じ目線で物事を見ることや現場を大事にすることにもこだわっています。実際に、各地の支社に私一人で訪れることもあり、直接メッセージを伝えるなど、一人ひとりの社員の生の声を聞くことも大切にしています。

そして、社長としては、「俯瞰的に物事も見ること」「人の発言に耳を傾けること(ただし、最後は自分で判断する)」「社員に声を掛けること」を大事にしています。

Q.07

FITECが求める人物像は。

A.07

理想を言えば、素直な気持ちと積極性を持っている人財ですが、どちらかというと消極的だった新入社員が1年後、2年後に積極性を持ってイキイキと働いている姿を見て、感銘を受けます。

当社には、幅広い人財が着実に成長していける環境が整っているので、これから成長していきたいという方は、一度FITECの門をたたいてみてください。また、ものづくりが好き、コミュニケーションが好き、新しいことにチャレンジしたいという方も歓迎します。

Q.08

最後に、学生の皆さんへのメッセージをお願いします。

A.08

私は、FITECの将来の目指す姿・ビジョンを皆さんと一緒に実現していきたいと考えています。
そのために、私たちは会社全体で皆さんの成長を支援します。なぜなら、それが一人ひとりの社員や組織の成長にもつながっていくと信じているからです。

皆さんに会える日を、心から楽しみにしています。